みなさん、今日もブログをご覧頂きありがとうございます!
今日のタイトルは、
【仕事の話】私の人生の大ベテランが語る「営業に必要な感性」について
でございます。
今日は、私の社内で数少ない(とはいっても皆さんすごいとは思うけど人として好きになれないことがあったりするんだよなぁ。。。苦笑)尊敬する方と打ち合わせする機会がございました。
その方は、実は私が今の部署で働く「リスタート」の機会を作ってくださった方。
病気してしまうと、どうしても人生の階段を上ることに疲れてしまうものなのですが、それを「いい」と言ってくれ、自分のペースで歩んでいくのを見守って指導してくださった(言動や行動は優しいといえないことは多々あるけれども)心の優しい方です。
その方はもう定年を迎え、現在嘱託で残りの社会人人生を会社のために駆け抜けてくださっているのですが、その方と『営業』に必要な力量について話しました。
その中で特に印象的だったこと2つについて、このブログでご紹介したいと思います。
「気配り」ができること
これは営業に限った話ではないかもしれませんが、この気配りができる人とそうでない人とで、仕事の質がめちゃめちゃ変わってきます。
お客さんに対して
『こうしてくれたらきっと喜んでくれるだろうな』
『こういうことを求めているんだろうな』
という気配りができることで、その先の仕事の展開がスピーディーかつハイクオリティーになることが期待されると思ってます。
仮に、これら気配りが一切ない人だったとすると、お客さんが言っていることに対して
『はい!わかりました!』
とだけ景気よく答えます。
その結果を上司に報告するとします。
そこで、できる上司ほど
『それで、お客さんはうちに何がしてほしいのかお前わかってんのか??』
という、中身が空っぽな仕事になってしまうわけですね。
気配りができるということは、相手がどうしてほしいかを察することができること。
それはお客様に対してだけでなく、社内でもプライベートでも、メール一通からでも同じことが言えると思います。
似たような話を以前のブログでもご紹介しておりましたので、こちらもぜひぜひご参照ください。
「感受性」が豊かであること
よく、営業で「ストーリー」を描くことが求められると思います。
それは、損益であったり、お客さんのニーズであったり、上司の思いであったり、それらに対して「感受性」が豊かであることが求められます。
言われたことをしっかりとやることはもちろん重要です。
ただ、言われたことを言われた通りにするだけなら、今の時代、人間でなくともできてしまう時代です。
しかも、人間が起こし得る「ヒューマンエラー」のリスクが、限りなく低リスクになるというおまけ付きで。
その中でやっぱり求められるのは「感受性」だと。
当たり前に旧態依然の流れで行われていたことに対して「本当にそれって正しいの?」と思える感性であったり、「なぜ」を繰り返すことができたり、ゼロからイチに展開する発想ができたり、状況に応じて柔軟な対応ができたり、、、結局前述の「気配り」ができる人の話にもつながる話なんですよね。
今の時代、便利になっていく反面、どんどん「心」を養う機会が損なわれてしまう印象を受けており、それを企業がいくら高めようとしても、そもそもの国全体の教育の考え方をアップデートしないと、どんどん日本の地力が落ち込んでしまうのかなぁ、、、
なんてことを、その人が一生懸命話しているのを完全に右から左へ受け流しながら(これを私は「すみません、ムーディー勝山ってました」とよくごまかしたりします。)考えていました。
というような形で、私自身の考え方を、いつも新しいものへとカラフルに彩る機会をくださるので、本当に感謝しております。
その方もいつまでも会社に居て下さるわけではありませんので、私にできること、私だからできることを、しっかりと恩返ししたいなと思います。
本日も読んで頂きありがとうございました!!
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今日という一日に、ありがとう。
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隅田